トリイソース 鳥居食品株式会社

ウスターソース

ウスターソース発祥の地、イギリスの伝統的な製法を大切にしながらも、日本ならではの昆布や鰹節の出汁を効かせた和のウスターソースです。

まろやかなソースの味を求めて、生の野菜をふんだんに使用し、低温で煮込むことで野菜の味を引き出し、酸味の素となるお酢や苦味の素となる焦がし砂糖も自社製です。

そして9種類のスパイスをブレンドして日本で唯一の木桶二段熟成製法で更にまろやかなソースに仕立ています。

200ml
530円(税込)
数量
600ml
1,060円(税込)
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原材料
砂糖(国内製造) たまねぎ トマト にんじん にんにく セロリ 醸造酢 食塩 香辛料 レモン果汁 昆布 かつお節
賞味期限
200ml:2年
600ml:18ヶ月

木桶熟成のソース

トリイのウスターソースは木桶で熟成しています。数多くのスパイスを配合して作るソースは、それぞれのスパイスの良さをブレンドすることで最良の味になります。国内唯一の製法である低温二段抽出法を採用することで、それぞれのスパイスに最適な温度と時間で香りを抽出し、まろやかなスパイスの風味を演出します。

お子様にもやさしい野菜の風味

私どものソースづくりの話を聞いて「ソースって野菜から出来ているんだぁ」と驚かれるお客様が大勢いらっしゃいます。そもそも(ソースの)黒っぽい色から野菜を連想しろというのが無理難題な話かもしれませんが、このような感想が出るということは、日頃口にしているソースに野菜の味がしないことの裏返しかもしれません。

そこに私どものソースを味見していただくと「うわぁ野菜の味がする~」と違う意味で驚かれます。

私どものソースには野菜をふんだんに使っています。そのため、野菜の味がするのは自然な反応だと思っています。ソースの配合レシピは企業秘密の世界なのでそう簡単に他社と比較してどれだけ野菜が多く含まれているか表現することはできません。

また野菜の味は、その量だけでなく、下処理の工程にも影響されます。ペーストやパウダーになった野菜を使うと風味が落ちます。それは一度や二度加熱処理しているからです。加熱する工程・温度を少なく、低くすれば風味が保たれます。だからこそ、生の野菜から低温で煮込むことが大事なのです。

原料の内製化でたどり着いたおいしさと高い安全性

ソースは数多くの原料から出来ています。おいしい味を追求していくと原料ひとつひとつの味にまでこだわるようになります。

トリイソースはソースの味の決め手ともなる「酸味」と「苦味」を内製化しています。ソースの酸味は酢に由来しますが、30年以上前から酢を自社醸造しています。静置法と呼ばれる時間をかけたつくり方が、まろやかな酢をつくります。トリイのウスターソースがまろやかなのは、この自社醸造の酢がまろやかだからともいえます。

またソースの甘味に隠れていますが、「苦味」はソースに重要な味覚です。この苦味は自社のオーブンで糖を焦がしています(これをカラメライゼーションと言います)。焦がす温度と時間を調整することで複雑な香ばしさが生まれます。

このように手間ひまはかかりますが、内製化することで(一般原料にあるような)保存処理を省くことができ、原料トレースの「見える化」ができて、ソースの安心安全に繋がります。

からだにやさしい無添加ソース

ウスターソースは食品添加物を使わないで製造しています。トリイのウスターソースは2014年にレシピのリニューアルを行い、完全無添加のソースとしてリニューアルしました。昔ながらの味とこだわりはそのままに、安心を追求した結果です。

(一部の方には抵抗があるかもしれませんが、)一般的に、食品添加物は科学的に安全性が認められているものです。しかしながら、まだまだ世の中には現代科学で解明できない事象も多く、科学がどこまで万能なのか疑問の余地が残るとも言えます。

我々の身体は日々口にする食べ物から出来ています。一代だけの身体であれば分かり易いのですが、我々の身体はDNAとして代々の子孫にまで影響が及びます。そのような次世代の身体への影響まで考えると、なるべく自然な形の食べ物を摂取していくことが安心につながります。

当社では食品添加物を使わないことで安心して召し上がれるソースづくりをしています。化学調味料を使わずしてパンチの効いたソースを作ることはなかなか難しいですが、当社のソースは、化学調味料を使わないことで素材の味を引き立てる優しいソースになっています。

素材にもこだわります

ウスターソースは、国産野菜100%+自主生産のこだわり酢を使用しています。野菜のうまみを届けたいという思いから、使用する野菜は100%国産野菜にこだわっております。また、玉ねぎは地元浜松の村田さんという契約農家から、にんにくも地元の農家から仕入れるなど、可能な限り良いものを地元から仕入れるようにしております。

また、酢に関しても自社で生産したこだわりの酢を使用しています。この酢は、地元の酒蔵で吟醸酒を作る時にのみでる酒粕を使用し、2ヶ月かけて発酵・熟成させ作った酢です。

そして、当社で使用している砂糖は、鹿児島の種子島産粗糖(そとう)です。粗糖はミネラル(栄養分)が豊富な糖で、この粗糖から上白糖やグラニュー糖といった一般的に使用される砂糖に精製されます。当社では精製前のさとうきびにより近い粗糖を使うことで、自然な甘味をソースの味に加えております。

こうして、野菜だけでなく調味料にもこだわることで、おいしいソースが出来上がるのです。

しょうゆ派(ソースをほぼ使わなかった派)にも受け入れられたウスターソース

ウスターソースはしょうゆ好きの方にも受け入れられるソースです。フライもしょうゆで食べるしょうゆ派の方は、世の中に一定数いらっしゃると思います。しょうゆ派の方は調味料としてソースを好んで使わない方が多いでしょうが、当社のソースを使っていただくと『このソースなら良いね』と言ってもらうことが多いです。

しょうゆ派の方からでも支持される理由の1つは香辛料を原形のまま使う点にあります。香辛料をその原形のまま漬け込みことでまろやかなスパイスの香りになります。もう1つの理由はソースのベースに出汁を使っている点でしょう。昆布とかつおの出汁をベースに煮込んだ野菜を加えてソースを作り上げていきます。和の素材を使ったトリイソースならではの風味がしょうゆ派にも受け入れられる要因でしょう。

粉末ではない原形香辛料

トリイソースは、シナモンやナツメグ、クローブなど、甘さを引き立てる香辛料を多く使っています。一般的に香辛料はパウダー状態に粉砕してソースに入れます。パウダーにすると粒子は細かくなり、ソースの液体に触れる表面積は広がり、香辛料の香りは効率良くソースに溶け込みます。

話は飛びますが、市販されている胃薬は苦くないですか。実は、胃薬に入っている香辛料はソースに使われている香辛料と似ています。一部のソースが「薬っぽい」と評されるのは香辛料の苦味がソースの味に強く出ているからです。

ここが香辛料を使う難しいところです。香辛料の香りはソースに欲しい要素ですが、苦い味はソースの味を薬っぽくしてしまう。香辛料を細かくすると香りも味も強くソースに影響してしまう。そこでトリイソースでは、香辛料を原形(又は粗挽き)の状態で濾し袋に入れ、ソースの中に漬け込むことで香りだけをソースに溶け込ませ、味は邪魔しないようにしています。原形の香辛料で香りづけするには、粉末より必要量が多くなり、ある意味贅沢な使い方です。

さらに、ここでもうひと手間かけます。香辛料には、熱に強い香辛料と弱い香辛料があります。熱に弱いとは高温で使うと本来の味から変化してしまう香辛料のことを指します。そのため、漬け込む温度帯を2段階に分け、熱に弱い香辛料は温度が下がってから漬け込むようにして欲しくない香りはなるべく入れないようにしています。

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